女性看護師の合格率

厚生労働省の発表しているデータでは、看護師国家試験に関して男女別のデータが存在していないため、正確に女性のみの看護師国家試験の合格率は分かりません。
しかし、男性看護師の少なさを考えると、ほぼ全体の合格率イコール女性看護師の合格率と考えても問題ないのではないかと思われます。

1993(平成5)年の看護師国家試験の合格率のデータをみると、99.2パーセントと、ほとんどの受験者が合格しているような状態でした。
しかしその後、看護師の質の向上を目指すために出題規定の変更や、より幅広い知識と、総合的な応用力や判断力が問われるような問題が出題されるようになるなどの出題傾向の変化により、徐々に合格率が下がってきています。

近年の合格率の推移を見てみると、2007(平成19)年の第96回から2011(平成23)年の第100回にかけての看護師国家試験の受験者全体の合格率は下記のように発表されています。

第96回 90.6パーセント
第97回 90.3パーセント
第98回 89.9パーセント
第99回 89.5パーセント
第100回 91.8パーセント

これを見ると、やや第98回・99回は合格率が下がっているものの、90パーセント前後の合格率で推移しているのが近年の傾向と考えられます。

新卒者と既卒者ではかなり乖離していて、新卒者の合格率は90パーセントから95パーセント、既卒者の合格率は45パーセントから50パーセントほどとなっています。
既卒者の合格率が低いのは、やはり教育を受けてからのブランクの大きさの影響が大きいと思われます。
しかし、新卒者の合格率が90パーセント以上ということは、看護師養成学校で学んだ知識と実践の内容をしっかり覚えていればほとんどの人が合格できる状態であるということです。
学校を卒業してからブランクがある人でも、通信教育を受けたり、看護師予備校に通うなど対策を講じれば、合格は決して難しくはないでしょう。

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