看護師試験の歴史

看護師資格は、その資格を持たないものが従事してはいけないという「業務独占資格」であり、その資格を持たない者が看護師と称してはいけないという「名称独占資格」です。そんな看護師試験の歴史を振り返ってみましょう。

看護師が目指す資格紹介

看護師の資格を取得するための道のり

看護師が国家資格と定められたのは、戦後すぐの1948(昭和23)年に制定された「保健婦助産婦看護婦法(現・保健師助産師看護師法)」によるものです。
そして、2年後の1950(昭和25)年、厚生省の管轄で第1回の看護師国家試験が実施されました。
翌年の1951(昭和26)年には、看護婦を補佐する准看護婦制度が制定されましたが、准看護婦は国家資格ではなく、都道府県知事免許とされ、いまに続いています。
当時は、女性は「看護婦」、男性は「看護士」という名称が使われていました。

2002(平成14)年には、法律の改定がなされ、看護婦・看護士の名称が「看護師」で統一されることとなりました。
一般には「看護婦さん」という呼び方がまだ使われていますが、将来的にはなくなってしまうかもしれません。

2008(平成20)年、インドネシア、フィリピンと経済連携協定(EPA)が調印され、これによりインドネシアとフィリピンの看護師の受け入れが開始されました。
2008年よりインドネシアから2009年にはフィリピンから看護師が来日し、日本の看護師国家試験を受験しています。
2010(平成22)年にはインドネシア人2名、フィリピン人1名が、2011(平成23)年にはインドネシア人15名、フィリピン人1名が合格しました。

看護師国家試験の合格率は99パーセント近くまであったことがありますが、近年では年々低下傾向となっており、90パーセント前後で推移しています。
2011年以前の過去5年間(第96回~第100回)の平均合格率は90.5パーセントです。
また、既卒者の合格率は45パーセントから50パーセントと低く、新卒者との乖離が激しいのが特徴です。

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